あなたの箸マナーは大丈夫?食事相手に不快感を与えないためにも、覚えておきたい20の箸マナー

以前から箸の使い方や食べ方が汚い人があまり好きではありませんでした。

そして、食生活アドバイザーの勉強を通して、箸のマナーが明確になったことで、食事のマナーについてはより敏感になり、一緒に食べている人の食べ方や箸の使い方により目がいくようになりました。

ここでは箸のマナーを挙げるとともに、そのマナー一つ一つに対して僕が思うことを書いていこうと思います。

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箸のマナーとコメント

参考:「食生活アドバイザー®2級公式テキスト」 96-97頁

移り箸

食べる際に、一度箸で取ったものの、やっぱり違うものが食べたいということで、その料理を皿に戻し、別の料理を食べようとする行為を「移り箸」と言います。

作った側からすれば、一度箸で取ったら食べて欲しいと思うものです。それが、一度箸で取って、食べずに別の料理を食べるということは、失礼ですよね。作った方や一緒に食べてる人が「もしかして不味かったのかな…?」なんて考えてしまうことにも繋がるのでやめましょう。

かき箸

お茶漬けや丼ものをはじめとして、茶碗やお皿に口をつけて、箸で口の中にかき込むように食べる行為を「かき箸」と言います。汁を含む料理に多いです。

牛丼屋さんにいくとこの「かき箸」をしている人たくさんいますよね。何が嫌って、音立てて食べるてることが嫌です。たしかにかき込んで食べる姿は、美味しそうに食べているようにも感じます。ですが、それを嫌う人もいるということ、また、食べ方が汚いので、ぜひ周りに人がいる場合はやめましょう。

込み箸

かき箸のその先という感じでしょうか。口の中に入れた食事を、箸でさらに押し込む行為を「込み箸」と言います。

なぜ押し込んでまで食べる必要があるのか?ということに疑問を隠せません。かき箸にしてもそうですが、食べ方を見て味わっている感じがありませんよね。それにこのような食べ方は、早食いを助長し、生活習慣病や肥満を招くことにもなるので、ぜひ早い段階でやめるべきしょう。

探り箸

汁椀などの場合、中が見えないことが多いので、その際に料理をかき混ぜるなどして中身を探る行為を「探り箸」と言います。

たしかに中身は気になります。ですが、これも「何か怪しいものが入ってないかな?」という作り手を疑う行為に他なりませんよね?気になる気持ちはよくわかりますが、それなら聞けば良いですし、それが嫌なら頼まなければいいだけです。作り手への敬意を忘れないようにしましょう。

直箸

中華料理などの大皿で料理が出てくる際に、決められた箸ではなくて、自分の箸を使って料理を取る行為を「直箸」と言います。

ただただ汚いの一言です。家族や気にあった中であれば良いかもしれません。ですが、接待をはじめとした食事の場で、直箸をすることはただただ汚い行為です。なぜ決まった箸があるのか?を考えればわかりますよね?人によって感じ方は違います。それを汚いと思う人も入れば、そうは思わない人もいます。だからこそ、決まった箸でつけ分ける、取るということが求められるわけです。

刺し箸

つるつるした食材や丸まった食材などで箸で掴みにくい際に、食材に箸を突き刺して食べる行為を「刺し箸」と言います。

小さいお子さんとか箸文化のない国の人のように、箸を使い慣れていなくてついついやってしまうのであれば、仕方がありません。ですが、何十年も箸を使っていて、それではただ恥ずかしい行為でしょう。周りからしたら、「あの人あの年齢で箸もまともに使えないのか…」と思われるだけです。少し努力すれば、箸は美味くなるのでぜひこれを機に練習してください。

せせり箸

歯の置くに何か詰まってしまったけど、爪楊枝がない場合に良くなってしまいがちな、箸を爪楊枝代わりにする行為を「せせり箸」と言います。

言うまでもなく、下品ですし、見栄え場悪いです。多くの飲食店では、テーブルになくても、「爪楊枝が欲しい」と言えば、用意してあるのでもらうことはできます。

空箸

一度箸を付けて取ろうとしたものを、器に残し箸をひく行為

一度箸を付けたにも関わらず、それを食べることなく、茶碗や器に食事を残し箸を引く行為を「空箸」と言います。

移り箸と混同することがありますが、移り箸と違い、一度箸を付ける行為があるのが、特徴です。これも移り箸と同様、やはり作り手や同席相手に失礼な行為です。取るなら食べる、食べないなら箸を付けないということが大切です。

たたき箸

読んで字のごとく茶碗や器を箸でたたく行為を「たたき箸」と言います。

このたたき箸をとあるCMで見たことがありますが、正直その企業に対して疑いの目を持ちました。マナーとしてやるべきではない箸の使い方をあろうことかCMという公の場でしていたことにがっかりしました。子どもが知らず知らずでやってしまうことがあるかもしれませんが、それは大人が注意してやめさせるべきです。他の人にも迷惑ですし、ただかっこ悪い行為なので、ぜひすぐにやめましょう。やめさせましょう。

涙箸

汁のついた食べ物を汁をたらしならがら皿や口に運ぶ行為を「涙箸」と言います。

お皿があるならお皿を持って、なければ手を受け皿にして、食べるべきですよね?これは汚すこととはわけが違います。結果として汁がたれてしまうこともあります。ですが、それも受け皿を使ったのか?それとも何もしていないのか?によって周りからの見方は変わります。マナーがない人間だと思われないためにも、汁物など汁がたれるおそれがある食事には受け皿を使いましょう。

握り箸

箸を持つのではなく、鉛筆などを持つかのごとく握って使う行為を「握り箸」と言います。

これも刺し箸と同じように、子どもや箸文化のない国の方で箸を使い慣れていないなら仕方がありません。ですが、日本人ならすぐに辞めるべきでしょう。まず、使い方がかっこ悪いです。そして、食べ方が汚いです。箸で掴むことができないので、刺し箸になりますし、かき箸のような使い方になってしまいます。どんな人でも努力である程度まで使えるようになります。もし、まだ握り箸のような使い方をしているなら治しましょう。

ねぶり箸

箸先についてタレなどをなめたり、ねぶる行為を「ねぶり箸」と言います。

もったいないという気持ちや、ついという気持ちはよくわかります。ですが、周りでそれをやっている人がいたら、ちょっと気持ち悪くないでしょうか?一人や家族内であればいいでしょう。ですが、周りに知らない人がいるなら辞めるべきです。やっぱり汚らしいですし、かっこ悪いです。

二人箸

お皿に乗せて渡すのではなくて、箸を使って二人で食事の受け渡しをする行為を「二人箸」を言います。

これも極論は涙箸と同じだと思います。要するに、汚すよね!ってことです。落としたり、たれたりする可能性はゼロではありません。もし、誰かに食事を分けたりする場合は、お皿に乗せてあげるか、取ってもらうなどしましょう。

振り箸

お茶や汁に箸の先をつけてから、それを振り、周りを汚す行為を「振り箸」と言います。

なぜ箸を汁になどにつけてから、振ろうと思うのかさっぱり理解ができないですが、ダメなことくらいわかりますよね?テーブルは汚れますし、最悪の場合誰かの服を汚すなどにもなりかねません。汁がついていようがなかろうが、箸を振ることはやはり許されることではないので、やらないようにしましょう。

迷い箸

どれにしようかと迷いながら、皿や器の上で箸をあちらこちらと動かす行為を「迷い箸」と言います。

迷うなら箸を持たずにという感じですね。食べるものを決めてから、箸は動かすということでしょう。

もぎ箸

箸について米粒などを取るために、箸を口にくわえてもぎ取る行為を「もぎ箸」と言います。

米粒が箸先にくっついてしまうことがありますが、こうならないためにはまず汁物などで箸を湿らせるなどの工夫があります。失礼だと周りから認識される前に、工夫できることは工夫しましょう!

持ち箸

汁物を飲むときに、箸を持ったまま同じ手で器や椀を持ち口を付ける行為を「持ち箸」と言います。

「何がダメなんだ!」って言われそうですが、これも汚れる危険性があるということでしょうね。同じ手で箸も持って、器も持つなんて危ないですよね?だったら、器と箸を持つ手は別々にした方が良いですよね?

横箸

箸を二本合わせて、スプーンのように使う行為を「横箸」と言います。

これは握り箸と似ていますよね。ですが、これも同じように子どもや箸文化のない国の人ならわかりますが、長年箸を使っている日本人ならやるべきではありません。スプーンのように使うなら、スプーンを使いましょう。

寄せ箸

箸を使って、茶碗や器を引き寄せたり、動かす行為を「寄せ箸」と言います。

箸を使うなら、手で寄せたり、動かしたりした方が確実だと思いませんか?箸で食事の入った器や茶碗を動かすことが危険だとわかれば、こんなことはしないはずです。それがわかっていれば、まずしない行為です。考えればわかることをいちいち注意されないようにしましょう。

渡し箸

箸を茶碗や器などの上に乗せる行為を「渡し箸」と言います。

ごはんやお味噌汁の茶碗の上に乗せることが多いのではないかと思いますが、あれってマナーとしては良くなかったんですね…。これだけは僕自身もしてしまっていました。これからはしないようにします。

いつでもマナーは守らないといけないのか?

僕は、マナーというのは、誰かと食事をするときや作ってくれた相手がいるときなどに守らないといけないものだと思っています。

食事をする相手や、作ってもらった相手に対して、不快感を与えたり、失礼がないようにするための行為がマナーだと思うので、自宅で一人で食事をするのであれば、マナーは守る必要はないと思っています。

もちろん日常的にマナーを意識していれば、たとえ一人であろうとマナーが身体にしみ込んでいるので、一人だからといって汚い食べ方やかっこ悪い食べ方になるとは思えませんが。

相手のマナーが疎かなときどうするべきなのか?

いくら自分がマナーに気をつけていようと、食事相手のマナーが疎かなときってありますよね?食べるときに必要以上に音を立てていたり、箸の持ち方がおかしかったりと、いろいろとあると思います。

では、そんなときどうするべきなのでしょうか?

もし、自分を含めて二人の場合は、自分が嫌でなければ放っておいても良いと思います。ですが、カウンターや店員さんからよく見える座席の場合は、注意をしてもい良いでしょう。これは自分がどう思うかではなくて、作り手に対しての敬意として注意喚起するべきということです。

また、大勢の場合は、周りとの温度差や反応を見て、行動した方が良いでしょう。周りが同じようにマナーに疎い場合は、注意すると嫌な顔をされかねません。逆に、一人だけマナーに疎い場合は、周りも嫌な気分になるので、注意する必要があると思います。

マナーは守れば良いというわけではありません。もちろん守れるに越したことはありませんが、それ以上に大切なのは、一緒に食事をする相手と楽しく食事ができるのか否か?そして、作り手に対して失礼がないかどうか?ということです。

そのため、相手や作り手など周りの状況を考えて、注意をするべきなのかどうかを考えるようにしましょう!

さいごに

マナーはちょっとした意識でどうにでもなることだと思っています。これは努力とか才能とかの問題ではなくて、意識の問題です。

相手や作り手に不快感を与えていないだろうか?ということを常に考えながら、食事をすることは最初は窮屈かもしれません。ですが、それができるようになるだけで周りからのあなたの印象はグッと変わると思います。

できる範囲で構いません。自分ができることからマナーを身につけていってください!