エンプティカロリーとは何か?知らないうちに口にしてるけど、知らないと怖いよ

エンプティかロリーという言葉を聞いたことがあるだろうか?

よく「アルコールのカロリーはエンプティカロリーだから、体に蓄積されないらしいよ」みたいな使われ方をされますが、実はそれは間違った解釈なんですよ。

ここでは、エンプティカロリーの意味と、どんなものに含まれ、何を気をつけるべきなのか?について書いています。

エンプティカロリーとは?

まず意味についてですが、エンプティカロリーをそのまま日本語訳にすると、「空のカロリー」「カロリーがない」と訳され、体に蓄積されない、太らないカロリーと勘違いされています。

ですが、実際には、カロリーが空なわけでも、ないわけでもありません。実際、英語「Empty calorie」と調べてみると、以下のような意味が出てきます。

In human nutrition, the term empty calories applies to food such as solid fats and/or added sugars supplying food energy but little or no other nutrition. The USDA advises, “A small amount of empty calories is okay, but most people eat far more than is healthy.”[1]

(引用元:Wikipedia「Empty calorie」

簡単に訳せば、「エンプティカロリーとは、高カロリーだが、栄養素が少ないかほとんどないものである」という感じです。つまり、たんぱく質や脂質などとは違い、カラダにとって何の影響ももたらさない、無意味なカロリーということです。

どんなものに含まれているのか?

先ほどの英語の箇所には、固形油脂や砂糖が加えられた食品などに含まれているカロリーがエンプティカロリーと書かれていますが、具体的には

  • マーガリン
  • ショートニング
  • ケーキ
  • クッキー
  • キャンディー
  • アイスクリーム(ソフトクリーム)
  • ドーナツ
  • スナック菓子
  • ジャム(砂糖入り)
  • 清涼飲料水
  • ピザ
  • ハンバーグ

などに含まれているカロリーのことをエンプティカロリーと言います。

これらの食品、飲物に含まれているカロリーは、栄養素を含まない、カラダにとって何の意味もないカロリーとされています。多少の摂取であれば、問題ないですが、過剰摂取になると、いくら食事をしても、いくら水分補給をしても、カラダにとっては意味のない栄養補給になってしまうということです。

ファストフードの怖さ

「ラーメンとライスを一緒に食べると糖尿病や生活習慣病のリスクが増します」なんて話を聞いたことがあるかもしれません。これは、糖質だけを食べることになり、栄養バランスが崩れるからダメだよってことで危険視されています。

ですが、ラーメンライスは、糖質と少なからず脂質、たんぱく質も摂取できているので、まだマシだとも思えます。

最も怖いのは、何の栄養素もなく、カラダにとって意味のない食事を重ねてしまうことです。つまり、エンプティカロリーとエンプティカロリーという組み合わせです。

たとえば、

  • ハンバーグ(ピザ)と清涼飲料水(コーラなど)
  • お酒を飲みながらスナック菓子を食べる
  • ピザを食べた後に、デザートにケーキ(アイス)
  • シナモンロール(ショートニング使用)に砂糖たっぷりのコーヒー(紅茶)

という感じです。

まさにファストフードの食べ方です。ハンバーガー店が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、甘い菓子パンやケーキなども食べられるコーヒーショップは盲点だと思います。

もちろんこういった食事してはいけないわけではありません。ですが、こういった食事ばかりしていると栄養摂取なんてまったくできないので、健康状態は最悪です。

安いから、すぐに食べられるから、美味しいからと、毎日のようにハンバーガー店やコーヒーショップに通う人がいますが、できれば毎日通うのはやめましょう。

さいごに

エンプティカロリーの実態、そして怖さについて書いてきました。書いていてもちょっとゾッとしてしまいました。

日本人は、健康体国と言われながらも、意外とカラダにとってリスクのある食事をしているのが現状です。海外の人の方が日本食の凄さ、魅力については理解が深いのではないかと思うほどです。

もちろん、エンプティカロリーの入った食品や飲物を完全に撤廃することは難しいです。それは雇用の問題もそうですが、それ以上に日本に馴染み過ぎたという感じです。そのため、少なからずは口にしてしまうと思います。

ですが、だからこそちゃんとした知識を身につけ、できる限りカラダにとってリスクのある食事を遠ざける必要があるのではないかと思いますね。