糖尿病によるある5つの初期症状を実体験を元に解説します

健康診断や定期検診で、「血糖値が高いので、糖尿病に注意してくださいね」と言われたことはないでしょうか?または、テレビや雑誌で「こんな症状が出てたら糖尿病のサインかも!?」みたいな記事を読んで、当てはまる項目が多く心配になっているでしょうか?

闘病病は、他の病気と違い非常に症状がわかりづらく、また症状を感じたころにはすでに手遅れなんてこともよくある病気です。そのためサイレントキラーとも呼ばれています。

実際に糖尿病の症状、特に初期症状は非常にわかりづらいです。そこで今回は、わかりづらい糖尿病の初期症状を、体験者の視点からできるかぎりわかりやすく説明しようと思います。

糖尿病の初期症状がわかりづらい理由について

病院やメディアでよく聞く糖尿病の症状(初期症状も含めて)はこんな感じです。

  • 尿の回数が増える
  • 尿の量が増える
  • のどが渇く
  • お腹が空きやすい
  • 食べているのに痩せる
  • 倦怠感や疲労感を感じる
  • 足がつる(こむら返り)
  • 尋常ではないくらい汗をかく
  • 食後に眠たくなる
  • 病気やケガが治りにくい
  • 便秘や下痢になりやすい

血糖値が高いからといって、すべての症状が出るわけではありません。また、症状が出ていても、糖尿病ではない場合だってあります。食後は誰だって眠たくなりますし、運動中に水分補給をしてないと足はつります。

糖尿病の症状がわかりづらいと言われる理由は、他の病気にも当てはまり、健康的な人でも感じるような感覚だからなんです。

糖尿病の5つの初期症状

糖尿病の症状といっても初期の症状なので、血糖値としては150〜250mg/dLを想定して考えてみます。もちろん人によっても感じ方は違います。ここでは僕がこれまで感じた感覚で書いていきます。

のどが渇く

水

のどが渇く仕組みは、血中のブドウ糖の濃度が高くなるとその濃度を薄めようと体が水分を欲するというものです。

健康な人の場合、のどが渇くのは運動などで汗をかいたあとや、塩辛いものや味の濃いものを食べたときで、普段から無意識に水分を欲することはあまりないですよね?

一方、血糖値が上がっている人の場合、健康的な人と違い無意識に水分を欲するようになります。何も飲んでいない時間が続くと、口の中が乾いてきたり、粘っこくなり、水分を摂って口の中の気持ち悪さを脱ぎ去ろうとするわけです。

ただ無意識なので、本人では気が付きにくいです。そのため、もし気になるなら、周りの人に「水飲む回数が増えていないか?」と聞いてみると良いでしょう。

尿の回数・量が増える

トイレ

尿の回数や量が増えるのは、のどが渇き水分を摂る回数や量が増えるからでもありますが、体内に増え過ぎた糖を尿として排出しようとするからでもあります。

また、これは血糖値の数値や人にもよると思いますが、僕の場合は血糖値が高い場合、おしっこの際尿道の当たりが痛かったり、便器がザラついた感じがあります。便器のザラつきは、掃除をすればわかりますし、便器が汚れやすいなど見ていて異変に気が付くと思います。

もちろん、尿の場合は、膀胱炎や腎臓系の病気もあるので、糖尿病とは断言できません。なので、もし気になれば、一度病院で尿検査などをしてみてください。

疲労感・だるさを感じる

倦怠感

血糖値が高くなるということは、糖質がエネルギーとして上手く活用されていないということです。車で言えば、ガソリンは入れているのに、上手くガソリンが使えなくて、排気ガスだけをまき散らしているような状態です。

そのため、体はエネルギー不足のような状態になり、疲労感や倦怠感、だるさを感じるということです。

僕の場合は、運動時/運動後の疲労度はいつもより酷く、息切れもそうですが、回復の遅さが異常でした。また、朝起きたときに疲労が取れている感じがなかったのも印象に残っています。

もちろん、仕事が忙しかったり、ストレスなどでも同じような状態にはなります。ですが、その状態が長く続く、しっかり休んだのに回復しないなどであれば、糖尿病を疑ったほうが良いかもしれません。

食後に眠気を感じる

眠気

食後は誰でも眠たいですよね。これはオレキシンという覚醒効果を持つホルモンの分泌量が減るためだと言われています。

もう一つの原因が高血糖です。すい臓が疲れていて血糖値が高くなってしまうと、余分な糖を尿として排泄しようとします。エネルギー源である糖を失った体は、エネルギーを得ようと空腹感を感じたり、エネルギーを無駄に使わないように眠気を感じるようになるということです。

眠気の感じ方は、血糖値の値によっても違いますが、初期の段階では目が少しかすんだり、コーヒーなどを飲んだり、ガムを噛んでも目が覚めにくいのが特徴です。

普段睡眠をしっかり取っていても食後にいつもと違うような眠気を感じるようであれば、病院にいくなり、自分で血糖値を測ってみても良いと思います。

病気やケガが治りにくい

血糖値が高くなると、糖をはじめさまざまな栄養素の代謝が悪くなります。そのため、免疫力が低下してしまいます。

健康な人であれば、風邪を引いても1、2日しっかり寝ていれば治りますよね?また、擦り傷も数日絆創膏などをしていれば治ると思います。ですが、血糖値が高い場合は、治るまでに健康な人の倍かそれ以上の日数がかかります。

僕も血糖値が安定していればすぐに治るのに、高くなっているとちょっとした風邪でも完治まで1週間ほどかかるなんてことがしばしばあります。

もし、病気になったり、怪我をしたときに、いつもより治りが悪ければ、一度病院で血糖値の検査もしてもらった方が良いかもしれません。

もし病院で検査したくなかったら…?

近親者に糖尿病の人がいたり、以前検査で血糖値が高いと言われた人の中には、もしかしたら「糖尿病かもしれない…」と薄々感じている人がいるかもしれません。でも、病院に行く暇がない、病院があまり好きじゃないなど病院には行きたくないという人もいますよね。

そんなときに「糖尿病かどうか」「血糖値が高いかどうか」を判断する方法が二つあります。

一つは、自分で血糖測定器を購入し、空腹時と食後二時間で血糖値を測る方法です。

こういったセットを購入し、自宅で検査する方法です。もし、一度測ってみて、空腹時血糖120mg/dL以下、食後二時間の血糖値200mg/dL以上の場合は、一度病院に行き、食事療法や運動療法などで血糖値の改善を試みましょう。

もう一つが、自宅でできる簡単な検査キットを使う方法です。こちらの場合は、申し込みから検査結果がわかるまで1〜2週間ほどかかるのがネックですが、糖尿病だけに限らず、他の生活習慣病やガンなども検査できるので、一挙にカラダの状態を知るならオススメです!

>>自宅で簡単!糖尿病検査

さいごに

糖尿病の初期症状について体験談をもとに書いてきました。

糖尿病は早い段階でわかり、食事療法や運動療法をしっかりと取り組めば、インスリン注射も薬も必要がない病気です。合併症などが恐れられていますが、血糖コントロールをしっかりと行なえば、それほど問題ではありません。

なので、少しでもカラダに異変を感じたり、以前に糖尿病を疑うようなことを言われた経験がある方は、すぐに病院に行くか、自分で検査してみることをオススメします!